日本登山医学会理事長挨拶
小林俊夫
長野県厚生連リハビリテーションセンター鹿教湯病院
日本登山医学会は、昭和56年7月に発足した日本登山医学研究会の設立の理念および歴史を受け継ぎ、日本国内外における登山活動に関する医科学的研究ならびにその成果の普及、啓発を目的とする学会として平成17年5月28日に新たに発足しました。
この目的を達成するために学術集会,研修会などの開催、会誌『登山医学』の刊行、登山に関する医科学の振興ならびに普及、啓発などの事業を今後展開して参ります。
これまでに日本登山医学シンポジウムを27回開催し、会誌『登山医学』を27巻発刊してまいりました。このような継続的な発展は、日本登山医学研究会の趣旨に賛同いただきました個人や団体そして企業の皆様のご理解とご協力の賜物であります。ここに深く感謝申し上げます。
日本登山医学会は、ヒマラヤを目指す第一線の登山家ばかりでなく、日常的に登山を楽しんでいる一般登山家、高所旅行を楽しむ旅行者、髙地で働く勤労者に対しても最新の登山医学の知識を提供し続けます。
最近の中高年者登山人口の増大には、目を見張るものがあります。事故を未然に防ぎ、事故に的確に対処する知識の提供と体制つくりが急務であると考えられています。 日本登山医学会は、国際認定山岳医制度を念頭においた準備委員会と登山者検診ネットワーク形成の実行委員会を発足させ、社会の要請に対応すべく活動の展開を推進して参ります。
これまで以上に皆様のご理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。

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