| ★ 登山者検診ネットワークとは |
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・日本登山医学会が代表的山岳旅行会社と一緒に取り組む医療機関ネットワークです。 ・登山医学専門医が共通の検診を行い高山という特殊環境を考慮してアドバイスします。 ・対象者(以下、クライアント)は、所定のツアー登山会社三社が企画する標高3,800メートル以上の高所に滞在し登山・トレッキングをする中高年者。 ・出発前に登山医学専門医のいる所定の医療機関にて統一フォームの検診を受けます。 (受け入れ医療機関は東京都内の7医療機関。自身で選ぶことができます。) ・クライアントは専門医からリスク評価のなされた診断書(英文併記)を所定の費用で受け取り、ツアー会社に提出します。 ・受け入れ医療機関の担当医は必要に応じ実行委員会の中で意見交換をおこないます ・問題のあるクライアントには、精密検査(低酸素室でのものを含む)を勧めることがありますし、重症者にはツアー参加中止を勧告することもあります。 ・ツアー会社は、クライアントのリスクを判断しつつツアーを実行し、ツアー中のクライアントの状態を医療機関側にフィードバックします。 |
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| ★ 「登山者検診ネットワーク パイロットスタデイー」一年が経過 |
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登山者検診ネットワークのパイロットスタデイーが、本スタデイーの実行委員会によって2006年10月10日から東京都内の医療機関で開始され、一年が経過しました。 このパイロットスタデイーの対象者(以下、クライアントと称します)はこのパイロットスタデイー期間中は、所定のツアー登山会社三社が企画する標高3,800メートル以上の高所に滞在し登山・トレッキングをする中高年者であり、出発前に所定の医療機関(以下、受け入れ医療機関と称します)を受診して、所定の項目の検診を受けます。 受け入れ医療機関とは本パイロットスタデイーの実行委員が診療に携わっている東京都内の7医療機関で、クライアントが利便性を考慮して自身で選ぶことができるように所在地地図等の案内が用意されています。 クライアントは原則として検診を受けた受け入れ医療機関の担当医から診断書(英文併記です)を所定の費用で受け取り、また、追加検査の必要があると判断されればその診断を受けます。診断書はクライアントからツアー会社に提出していただきます。 受け入れ医療機関の担当医は必要に応じて実行委員会のメーリングリストの中で症例検討などの意見交換をおこなうことが出来ます。現在の医療では"セカンドオピニオンを求める"ことは一般的なこととなっていますから、場合によってはその旨、申し出てください。実行委員会では運行開始から3回検討会議 をおこなっています。 なお、個人情報の保護には細心の配慮を払っています。 ・実際の診断書の表紙と調査協力要請文のサンプルを示します。 ・今回のスタディーで明らかになった結果の一部を示します。 ・2008年2月27日に、 「高所トレッキング研修会」が開催されました。トレッキングツアーに皆さんをお連れする、ツアーリーダーの方々を対象とした研修会です。 ・2008年3月18日に、 「旅行業ツアー登山協議会・高山病セミナー」にて、登山者検診ネットワークの紹介をしました。日本の旅行を扱う会社の連合体である「日本旅行業組合」のなかの研修会ですので、高所旅行を専門にする会社ばかりではなく、普通の旅行会社の方が参加されておりました。 |
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| ★ ★ パイロットスタデイー開始に至った経緯 |
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海外の高所登山やトレッキングを計画したときに、たとえ登山歴が長い人でも、高齢であるほど、気になるのは健康のことです。そして多くの場合医師の診断書提出が義務付けられていることから、一体どこに行けば親身に相談に乗ってもらえるのだろうという悩みを抱えている人は少なくありません。 一方、「ツアー登山」を手がける旅行会社側でも、クライアントから提出された診断書を作成した医師がすべてスポーツに、なかんずく登山に関心のある人とは限らないという悩みを時に感じているということも否定できない事実です。 医師の専門分野は多岐に亘りますが、スポーツの医学においても種目ごとにある程度専門性が必要となります。その意味で、「日本登山医学会」に所属する医師はそれぞれの専門科とは別に、登山の医学、高所における生理学に精通しており、また、医師自身が「登山者」でありますから、低酸素・低圧環境で活動する登山・トレッキングに参加する人に対して適切なアドバイスをすることが可能であり、また、"その任にあり"という自負も持っています。 近年、中高年登山者の増加に伴って、登山やトレッキング中あるいは下山後のベースキャンプなどにおける疾病の発症や突然死が少なくない状況です。 こうした状況を踏まえ、日本登山医学会で提案された「登山者検診ネットワーク」の構想を検討する小委員会が2005年5月に発足しました。小委員会が行った学会会員を対象としたアンケート調査の結果、ネットワーク構築については中高年者の安全登山を目的とし、学会の社会的貢献事業との位置づけのもとに会員の賛同を得、多数の医師会員から登録したいとの支持も得ました。 そして2006年5月の第26回日本登山医学シンポジウムにおいて、小委員会は中高年者の安全登山のためネットワーク構築の必要性の確認、試行的な実施の提案をおこない、その結果、本学会の事業として首都圏においてパイロットスタデイーを実施することが決定され、実行委員会設立のもとで準備をおこない、2006年10月より運行の運びとなったものです。 ★ 「登山者検診ネットワーク」の概要は「登山者検診ネットワーク」構築の試み と題して、登山医学23:23-26,2006. に掲載されています。 ★ パイロットスタデイーについては 「JSMM登山者検診ネットワーク」パイロットスタデイー中間報告 と題して、登山医学24:169-175,2007. に掲載されています。 2007年12月 日本登山医学会登山者検診ネットワーク実行委員会 堀井昌子 |
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| ★ 問合せ先 |
パイロットスタディー期間中の問い合わせ先は提携旅行業者幹事会社です。 ご質問・問い合わせは以下までお願いします。 「提携旅行業者幹事会社」 アルパインツアーサービス株式会社(担当 児玉、黒川) 東京都港区西新橋2丁目8番11号 電話 03−3503−1911 E-mail info@alpine-tour.com |
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