日本登山医学会認定山岳医制度・立山クラスタ

日本登山医学会認定山岳医プログラム・立山クラスタ

平成22年7月16日(土)~7月18日(月)
場所:富山県 国立登山研修所とその周辺、及び雑穀谷


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LinkIconhttp://naash.go.jp/tozanken/Default.aspx

「日本100岩場」④ 東海・関西 北山真著 山と渓谷社
           富山 雑穀谷  P.136 参照 
 白岩沢(18日)         地図 1:25000 大岩 参照

募集対象

2011年度宇都宮クラスタ、ロープワーク講習を受講した研修生、またはそれと同等のロープワークを行える研修生。ロープワーク技術を学ばないまま立山クラスタを受講した場合、合格が困難となる可能性が高いこと、実習を受講すること自体が危険であることを銘記して臨んで下さい。具体的技術に関しては、最終項の付記を参照して下さい。

研修目的

 山岳環境下で医療活動を行う山岳医として必要な無雪期の登山技術、生存技術の基本、及び救助活動の構成法、救助技術研修を通じて現場での即応力の向上を図る。

主な内容

①ナヴィゲーション(山岳地図の読み方・使い方、ナヴィゲーション技術)
②クライミング技術(ロープの結び方・収納、確保、懸垂下降、支点の知識とセットなど)
③セルフレスキュー技術(ロープワークの基本、結束、簡易ハーネスの作り方、安全なアンカーの取り方、仮固定と自己脱出など)
④沢登りと搬送訓練(遡行技術、徒渉、高巻き、確保点の構築、負傷者を想定した搬出訓練など)

実習中の注意 

実行委員会は実習中の安全確認に留意し、ロープも新品を用意しますが、登攀活動では予期せぬ事故が起こりえることをご了承ください。ハーネスや器具などの取扱いは最終的には自己責任です。上からの落下物にもご注意ください。

保険

山岳保険には必ず加入して当研修に参加して下さい。山岳保険には様々な種類のものがあります。必ず山岳登はん用(ピッケル・アイゼンを用いた雪山登山・岩登り・沢登り・アイスクライミング・山スキーを行っている最中の事故にも対応)のものに加入して下さい。

集合及び受付時間

7月16日(土) 午前9:0010:00 ~午前9:3010:30 国立登山研修所(7月6日訂正)

7月16日(土)9:3010:30~18:00(7月6日訂正)

・オリエンテーション
・ナビゲーション技術(4時間、理論+実習)
・生存技術・疲労  (2時間、理論+実習)
・登山個人装備   (1時間、実習)

7月17日(日)6:00~16:00

・登山技術実技夏期(8時間、実習)
・生存技術・疲労 (2時間、実習)
 雑穀谷周辺にて登攀技術、岩場でのセルフレスキュー、生存技術など

7月18日(月)4:00~16:00 

国際認定山岳医コース受講の方が対象となります。

・沢登り(12時間、立山、実技)
 白岩沢周辺にて沢地形での行動の仕方、安全管理、セルフレスキューの実践など

その他DIMM全体の内容については2011DiMM_yokou_20110627.pdfをご覧下さい。

講師

 国際山岳ガイド連盟(UIAGM)公認ガイド 熊田光治 ほか

評価方法

(1)研修中の登山技術、救助技術は全て評価の対象となります。
(2)後日日本登山医学会認定山岳医、国際認定山岳医の研修内容に関する事後課題が課せられます。

参考書籍

 山岳地図の読み方・使い方 村越 真 宮内佐季子 著 枻(えい)出版社
※ お持ちの方はご持参ください。
全図解 レスキューテクニック 堤 信夫 著  山と渓谷社
※ お持ちの方はご持参ください。

参加についての留意事項

(1)参加者全員、国立登山研修所に宿泊していただきます。

(2)宿泊費、食費、交通費は原則、講習料に含まれません。国立登山研修所の宿泊は各自負担。宿泊費用は研修期間を通じて、1名あたり1000円(支払いは振込ではなく現地にて現金でお願いいたします)。15日(前泊)希望も含めて参加申請書にてお申し込みください。事務担当者が一括予約します。

(3)16日夕食、17日朝夕の食事、18日朝食は研修所食堂で出していただきます。
  それ以外の食事は各自で用意して下さい。

(4)実習中に受講者が技術的にその科目を実践、もしくは継続することに安全上、無理があると講師が判断した場合には、途中で行動中止を指示する場合があります。その場合の受講料は返済致しませんのでご了承ください。

体得しておくべきロープワーク

1.ハーネスへのロープのエイトノットによる結び方
2.クローブヒッチによるセルフビレー
3.ダブルフィッシャーマンノット
4.エイト環を用いた懸垂下降
5.オートブロックなどのフリクションノット
6.ハーフクローブヒッチによるロワーダウン
7.ハーフクローブヒッチによる懸垂下降
8.120cmソースリングによる簡易ハーネスの作り方
9.ロープのたたみ方

理解しておくべき技術

1.梱包
2.1/2および1/3引き上げシステム

個人装備

LinkIcon20110607DIMMtateyama_list.pdf

申し込み方法

申し込み用紙に記入の上、dimmTateyama@jsmmed.orgまでお送り下さい。
申し込み用紙

費用 

①日本登山医学会認定山岳医研修 7月16日、17日 2日間参加  30,000円 
②国際認定山岳医研修(日本登山医学会認定山岳医既得者)
           7月18日 のみ参加          20,000円  
③国際認定山岳医研修 7月16日、17日、18日3日間参加    50,000円

参加ご希望の方は、認定山岳医エントリー後、6月8日以降、6月20日までに、参加費用をお振込みの上、お申し込みください。
尚、振込者名が明確になるように、姓名+受講者番号+クラスタ名を記入してください。(例:上小牧憲寛26立山)

振込先 

 三井住友銀行 浦安支店 普通預金 店番号549 口座番号 6925195
口座名 日本登山医学会認定山岳医 事務局長 増山 茂
  (ニホントザンイガクカイ ジムキョクチョウ マスヤマ シゲル)

ATM,インターネットバンキングからのお振込で漢字が使用できない場合は,カタカナ又は半角英数字大文字で姓名+受験番号+クラスタ名略語を記入してください。(例:カミコマキノリヒロ26TATE)
この研修会にエントリーされていない会員も、認定山岳医トップページからエントリーすれば、受講者番号をお知らせいたしますので、立山クラスタからの参加可能です。

立山クラスタ問い合わせ

dimmTateyama@jsmmed.org
立山クラスタ担当実行委員
上小牧憲寛
笹尾玄

DIMMエントリー済みの受講者の皆様へ

dimmTateyama@jsmmed.org より立山クラスタ開催要項(募集案内)と参加申請書をメイルでお送りしました。指示に従い申し込みをお願いします。(2011/06/07)

立山クラスタ報告

7月17日から19日に渡る立山クラスタ研修が終了しました。夏季登山技術、救助技術等の習得を目的とした当研修には全国から26名が参加。最初に増山運営委員長から「救助隊のお荷物にならない技術レベルの修得」である到達目標が示された。17日は村越講師による道迷い遭難の背景と実態、地図読みなどの講義があり、ついで研修所敷地内でナヴィゲーションの実習が行われた。炎天下、受講者は汗だくになりながらもコンパス、地図を睨み熱心に取り組んでいた。その後、室内スポーツクライミング人工壁、敷地内人工岩場にて国際山岳公認ガイドの棚橋主任講師達によるクライミング技術の確認が行われた。適切な装備のチエック、ロープやスリングを使用しての結び、支点の構築、確保、懸垂下降など5班に分かれて実施、各自、経験に応じたスキルの反復に取り組んでいた。
18日はいよいよ班毎に人工岩場、雑穀谷の岩場でクライミング実習が行われ、ロープワークを駆使した前日の研修内容のほか、新たに自己脱出のための仮固定、介助懸垂、引き上げ、引き下ろしなどレスキュー技術が加わり、皆、終日、真剣な様子で実習に励んでいた。
晴天に恵まれた19日は国際山岳医研修プログラムの沢登り体験。初級沢登りコースである白石川でフォーストビバーク時の場所選定、ツェルトの張り方など生存技術の一部、沢登りの基礎技術、けが人を想定した救助搬送訓練が行われた。3日間を通じ、初心に帰ったように一生懸命に研修に取り組む受講者の姿がとても印象的だった。

201007dimmTateyama040.jpgクライミング講習

201007dimmTateyama003.jpgロープワーク201007dimmTateyama206.jpg読図講習201007dimmTateyama142.jpg搬送降下